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“くるみ”の由来について

私たちのクラブチーム、くるみクラブの名前の由来とは一体どんなものなのでしょうか。

過去のくるみクラブの会員名簿によると、

『クラブ最初の合宿が、くるみ(胡桃)の名産地として知られる長野県は北志賀で行なわれた事に端を発し、くるみそのものがもつ堅い殻を割るようにクラブの一人一人が心を開いて話し合おうという意味をくるみに託して“くるみ”と名付けられています』

とあります。しかしこの文章を読んだMGSの平野さんより、メールで以下の様なご指摘を頂きました。

『(一部省略)さて、くるみの由来に一言。このような説明がくるみクラブの印刷物に時々出てくるので、おかしいと思って、5年ほど前、現地に取材してきました。北志賀高原は、胡桃の産地ではありません。北志賀でくるみが初めて合宿したグラウンドは、夜間瀬(よませ)温泉にありました。当時は寒村だったそうですが、1期生が合宿してからというもの、以後スポーツ合宿の町として発展しています。あちこちにグラウンドやテニス場が出来ています。しかしあのあたりには一面のりんご畑でくるみの樹は見当たりません。<北志賀特産の胡桃>は存在しません。そこで桑原先生にくるみの由来をうかがったところ、クラブを作る発想は、小諸の天風荘という山小屋で学生と泊まりがけて語り合った中から生まれたということでした。天風荘は、先生と学生とが手作りで完成させた山小屋でした。この小諸の天風荘がくるみクラブの原点です。そして小諸は、まさに胡桃の名産地です。小諸の天風荘は、蔵王を作る際に、使命を終えて売却して蔵王の資金にしたということです。』

との事でした。これは平野さんもおっしゃっているのですがこれは桑原先生の「くるみ実る日」(中央大学出版)に出てきます。興味のある方は試しに読んでみてはいかがでしょうか。
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